
非常に聡明で勇敢、また献身的忠実さと愛情深さを併せ持つジャーマン・シェパードは、飼い主にとって最高のパートナーとなり得る犬だ。
このほどアメリカのニュージャージー州で、保護施設から引き取られたジャーマン・シェパードが、機転を利かせて脳卒中で倒れた飼い主を救った。
誰かに助けを呼べるようにと、飼い主を携帯電話の近くまで引きずりながら運んで行ったのだ。そのおかげで飼い主は助けを呼ぶことができ、一命をとりとめたのだ。【保護犬ジャーマン・シェパードとブライアンさんの出会い】
去年9月、ニュージャージー州オークランドの動物保護施設に、ジャーマン・シェパードの“サディ”がやって来た。
サディ(6歳 メス)は、新しい引っ越し先に連れていくことができないという理由で、飼い主によって保護施設へと預けられたのだ。
同施設側は、すぐにサディの新しい家族を探したが、サディは人間不信で神経質になっており、特に男性に対しては警戒心が強くなり、なかなか引き取り先が決まらなかった。
ところが、数か月前にブライアンという男性がサディを飼いたいと申し出てきた。
ブライアンさんは、サディを一目見た瞬間に特別な絆を感じた。「人間への信頼をもう一度取り戻せば、きっと再び素晴らしい犬に戻るに違いない」と確信したという。
少しずつブライアンさんに慣れていったサディは、ブライアンさんが思った通り、忠実で聡明で、とても愛情深い性格を示すようになった。
そんなサディが、ブライアンさんの命を救う出来事が起こった。
【サディの機転によりブライアンさんの命が救われる】
1月末のある日、ブライアンさんは自宅で脳卒中を起こして倒れた。
まずサディは、ブライアンさんの顔を舐めて目を覚まさせた。その後、服の一部を引きずってブライアンさんの携帯電話がある場所まで引きずって行った。ブライアンさんが電話で助けを呼んだあとは、救いの手が来るまで、サディは片時も彼のそばを離れることはなかった。
ブライアンさんは、サディが機転を利かせてくれたおかげで、電話で助けを求めることができ、命を救われたのだ。
なお現在、ブライアンさんはリハビリ施設に入院中だ。命を救ってくれたサティは家族に預かってもらっているが、毎日サティとつながっていたいブライアンさんは、ビデオ通話で毎晩顔を見せ、その尊い絆を深めあっているということだ。
